夢其の7

當分夢を見てゐなかつた(憶えてゐないだけ?多分藥の御蔭)のですが、久し振に見ました。
夕食を作る爲にフライパンを温めてゐます。その儘テーブルへ行つてしまつたのがいけませんでした。ふとフライパンを觀ると炎が上つてゐました。慌てて水を掛けます。火が消えた樣なのでテーブルへ戻らうとすると、何故かテーブルからも炎が上つてゐます。當然此方にも水を掛けました。テーブルの火が消え、再びフライパンを觀ると又フライパンから炎が。もう一度水を掛けテーブルを觀ると又もやテーブルから炎が――以下、フライパンとテーブルの間を行つたり來たりの繰返し。さうかうしてゐる内に、消防署員が到着し消火活動に當つてくれたのですが、一向に火が消える氣配がありませんでした。
最近朝方は涼しくなつてゐるのに、どうしてこんな夢を見たのだらう。