第62囘ライスボウル

立命館大學パンサーズ 17 - 13 パナソニック電工インパルス

QB高田、WR長谷川、RB石野等タレントを揃へたパナソニック電工インパルス。社會人が壓倒的有利と言はれる中、對するは1試合平均失點4點臺(計算上、1つのTDも許さない)の鉄壁の守備を誇る立命館大學パンサーズ。

前半
第1Q立上り、立命の先制TDは鮮かであつた。その後前半は立命にいゝ流れでゲームが進んでいつたが、第2Qでパナソニック電工がTDを奪ひ返し、その頃から立命守備陣も故障者が出、パナソニック電工が徐々に流れを掴み始めてゐると感じた。立命パナソニックの猛攻を何とか防いで前半終了。
後半
後半になれば立命は逆轉されるだらうと私は思つてゐた。第3Qではパナソニック電工の攻撃時間が長い。しかし此處をFG3點で凌いだのは大きい。立命が流れを引戻すチャンス。そして第4Q、パナソニック電工の2度の4thダウンギャンブル失敗。これで流れは完全に立命へ。最終プレー、QB高田(パナソニック電工)が逆轉を懸けたロングのタッチダウンパス――これを敵味方エンドゾーンで入亂れる中、DB毛利(立命)がインターセプト。これで試合終了。

ランやパスの獲得ヤードは壓倒的にパナソニック電工が勝つてゐた*1。それでも勝てないのだからアメリカンフットボールは面白い。多少不利であつても戰略や情報で勝利を掴む事が出來るのだ。

*1:NHK放送時のテロップより。