Firefoxにおけるアドオンの互換性の問題

皆さんご存じの通り、先月 22 日に Firefox 4 の正式版が公開されました。ユーザの評判は高く、アドオンさえ対応すれば割と速いペースで 3.6 からの乗り換えが進むのではないかと思います。

  • 強調:神崎

「さえ」が本當に重要。私はその所爲で未だFirefox4に乘換へてゐない。

誰もが気になるアドオンの状況ですが、アドオン互換性センター というページで集計されています。広く利用されているアドオンのうち、現時点で既に 86% が Firefox 4 に対応済みとのことで、大幅な変更を伴うアップグレードだったにも関わらず、Firefox 3.6 リリース時と同程度か多少改善されているようです。これはひとえにアドオン作者の皆さんが早めに対応を進めてくださったおかげです

これはひとえにアドオン作者の皆さんが早めに対応を進めてくださったおかげですなんて殊勝な姿勢を強調してゐるが、結局、Mozilla.orgの側ではアドオンの互換性については何もしませんと宣言してゐるに過ぎない。
アドオンの互換性についてMozilla.orgが問題と考へてゐない以上、Firefoxの賣りはアドオンであるとすべきではないだらう。アドオン(擴張機能)に大きく期待してFirefoxを使始めた私にとつては、非常に殘念なことではあるが。