坐るヤンキー

仕事や學業を終へ、皆が家路につく大變混雜した電車の中、乘降扉の前で足を投げ出し坐つてゐるヤンキー3人*1。髮を染めピアスをした如何にも頭が惡さうな風で、神奈川縣立神田高等學校では確實に不合格となるであらう感じ。斯樣な輩は他人樣に迷惑をかけないと云ふ人として最低限のマナーも無い。これで人を見た目で判斷するなと言はれても、それは無理と云ふものです。
殘念なのは、私も含めて注意する者が誰もゐない事。その場をやり過ごせればそれでいゝし、注意する事によつて不要なトラブルに卷込まれるのも厭だから。でも普通の人が我慢しなくちやならないのはをかしいと思つたから、降りる時に坐つてゐたヤンキーの1人に鞄をさり氣無くぶつけた。正しい行爲ぢやないとは判つてゐるけど、私にはこれ位しか出來なかつた。

*1:男1人、女2人。