土曜日に足守川で螢を觀る。
生れて初めて觀る螢――「火垂るの墓」を想像してしまつたらがつかりするが――美しかつた。
最初、觀賞ポイントが分らず附近をうろうろしてゐると、そんな私達を見附けた地元の小父さんが車でポイントまで連れて行つてくれた。この小父さん、「まるで花火のやうだよ。」と期待を過度に煽るので少し困つたが、諦めて歸らうとしてゐた私達は本當に助かつたし、ありがたかつた*1

*1:車に戻る距離が延びて、一寸疲れてしまつたけれど。