コンタクトレンズの悲劇

今朝、驛へ向つてゐた處、私の横を車が驅拔けました。その際埃が舞つたのでせう、左眼に強い痛みが生じました。眼が開けられず歩く事も儘ならぬのでコンタクトレンズを外さうとしたのですが、激しい痛みの爲、上手く外れません。その場に荷物を置き、しやがんで一所懸命外さうとしてゐたら「大丈夫か?」と聲を掛けて下さつた方がいらつしやいました。蹲つてゐる姿はかなり危なさうに見えたのでせう。
結局レンズは外れなかつたのですが、ゴソゴソしてゐる内に塵は眼から出た樣で痛みは治り、無事電車に乘る事は出來たのでした。