眠るのが怖い

睡眠の後に迎へるのは朝。それは何の希望もない一日がまた始ることを意味してゐる。
夜中、大體2時間置のペースで目が覺める。目が覺める度に朝でないと安心する――が、これで眠ればもう朝だと思ふと憂鬱になる。時間よ、止つてくれ。
分つてゐるんだ、私の一日なんて平凡なものだ*1と云ふことは。希望とは何だ?何もないぢやないか。恐れることなんか何もないんだ。だが怖いものは怖いんだ。

*1:他の人も大抵はさうだらう。