Re:観測所雑記帳 : 勝間和代とネガティブ・レビュー問題(補記)
私は「アンチ」をある者に對して、不當な行爲をする者
と定義したが、それは勝間さんがアマゾンのみを採上げ、アマゾンのレヴューの脆弱性を説いてゐることから、勝間さんは「アンチ」をかう云ふ意味で使つてゐるのだと讀めるからだ。
nobixさんは「アンチ」を「○○って知名度の割につまんなくね?」という意見、また、そういう意見を持ってる人のことだ
と定義されてゐる。具體的な例として、社会現象にまでなった「1Q84」を読んでみたらつまらなかった、という場合
や彼ら「勝間本が出るたびに喜んで買う」熱心でマニアックなアンチ層
を上げられてゐる。だがさうならば、、著書をアマゾンで買った人でなくともレビューが書ける
とか、「ブログ檢索やTwitter、楽天ブックスのレヴューしか信用できない」*1とは書かないだらう。ブログ檢索やTwitter、楽天ブックスとて否定的なレヴューか書かれる可能性はあるのだから、レヴューそのものを否定してゐなければならない。
言葉を筆者がどう云ふ意味で使つてゐるのか――それを踏まへて「論」の正否が論じられなければならない。
まあ、Amazon の勝間本のレビューをざっと見た印象では、読まずに書いてるレビューなんてほとんど存在しないと思うけど。
私の定義した「アンチ」に當嵌めれば、Amazon に「勝間さんのアンチはゐない」*2と云ふことだ。もし勝間さんに言ふのならば、さう言つてあげたらいゝ。楽天ブックスのレヴューとの違が何故生じるのか尋ねられるかもしれないが。